お母さんはホームドクター
11月13日、地域子育てステーション事業で「お母さんはホームドクター〜子どもの病気と免疫力UP」講座を開催しました。
今回の講座はおくすりだけに頼らない自然療法と東洋医学などをご専門とされ、子どもがより健康に幸せになるためのさまざまな教室を主宰されている松本美紀先生にご担当頂きました。
子どもの発熱など、調子を崩した後、「しっかりと歩くようになった」「前よりもよく食べるようになった」など、成長を感じることがよくあると言われています。まったく病気や怪我を経験せずに育つよりも、様々な症状を克服することでもカラダは免疫力を獲得し強く成長していくのですね。
子どもが風邪をひいたとき、過度に心配するのではなく、「子どもは症状を出しやすい体質」だということを理解し、なぜその症状が起きたのか、何をしてあげればよいか?をしっかりと考え、行動できるようにしていくことが大事だそうです。
まだまだ、表現が上手にできない子ども達の場合、涙の代わりに鼻水を流したり、言葉で上手く伝えられない代わりに咳をすることがよくあるそうで、参加者の皆さんは先生の話に納得しながら興味深く聞いておられました。
参加者の皆さんの日々の子育ての悩みにあった、お手当てやマッサージについても実践を交えて教えて頂きました。「お母さんの手が一番のおくすり。」とおっしゃられるように、マッサージやストレッチをしながら、親子のふれあいの大切さを改めて感じます。
実際にマッサージをやってみると、終わった時に子どもが「もう1回〜!」とリクエストをしたり、アットホームな雰囲気の中リラックスしながら参加して頂きました。
講座の後半は免疫力を上げる食事の話と毎回好評のゴマクロサロンさんの美味しい試食の時間です。
砂糖の代わりに甘酒で甘さを加え体の温まる「さつまいもとりんごの甘酒煮」
野菜の甘さや旨味がたっぷりの「冬野菜の味噌煮」などをご用意いただきました。
試食をしながら、食材の選び方や噛むことの大切さについてもお話しいただきました。子ども達も「美味し〜い」と喜んで食べていました。
これからの季節、冷えや乾燥はさまざまなウイルスを引き寄せます。
体温が上がると免疫力は上るので、からだを冷やさず芯から温かいからだをつくり、室内を加湿するなど乾燥を予防しながら寒い冬に備えていきたいですね。
- 2017.11.16 Thursday
- 子育て支援ステーション事業
- 14:58
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- by こぐま上野保育園